シーンと静まり返った夜
一日の疲れを取るべく風呂につかってくつろいでいると
ヒオーーーーーーーン
という、どこか悲しげな動物の遠吠えのような鳴き声が聞こえてきました
一瞬、オオカミか?とも思ったのですが(ホントに一瞬)、そんなわけはないので、じゃあ犬?
でも犬の遠吠えは、オオーーーーンみたいな感じでもっと野太いしな。。
そういえば、8月にも正体不明の音を耳にして、結局トラツグミとわかったけどあのキンキン音とも全く違うしな。。。
あと、この辺に出没する動物といえば。。。。
え?まさか鹿??
鹿が遠吠えするなんて聞いたことないし、まさかねえと思いながら急いで風呂をでてネットで検索すると。。。
まさにこの声でした!!!!!!!!
そう、鹿の遠吠えだったのです( ゚Д゚)
無知ってコワいなあ( ゚Д゚)( ゚Д゚)
正確には ”遠吠え” でなく、秋に雄鹿が求愛をするときの鳴き声らしい
そもそも、「鹿」は和歌など秋の季語だそうで、雄の鳴く声が歌として詠まれているらしい
へえーどんな和歌があるのかな?と思ってさらに調べてみると
なんと!百人一首にありました!!
(画像はこちらのブログよりお借りしました)
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき(by 猿丸太夫)
サイトの解説によると
人里離れた奥山で、散り敷かれた紅葉を踏み分けながら、雌鹿が恋しいと鳴いている雄の鹿の声を聞くときこそ、いよいよ秋は悲しいものだと感じられる
という意味になるんだとか
ふーむ、確かにあの悲しげな鳴き声を耳にすると、歌のひとつでも詠んでみたくなる気持ちもわからなくはない(奈良時代の人とシンクロした瞬間)
僕もひとりさみしく山?にこもって仕事ばっかりしているし
いつか俳句か短歌にでも挑戦してみようかなあ