特に観光スポット化もされていないので
山中湖に何回か来たことのある人でも
「え?山中湖にそんなところあるんだ!」と驚かれることがあるのですが
約1200年ほど前、富士山が大噴火し、東側斜面から流れ出た溶岩流が山中湖の西岸まで迫り
その手前で留まった ”跡” を現在でも見ることができます
その名も、「鷹丸尾(たかまるび)溶岩の大露頭」
鷹丸尾とはこのあたりの名称というのか自然地名のこと
露頭とは岩石や地層が露出している場所のことですね
google map的にはこのあたりになります
山中湖村のサイトで場所も詳しく紹介されているくらいなので、もう少し拡大してみてもいいかと思いますが、僕が写真を撮ったのはだいたいこの付近ですね
写真中央のグレーに見える部分は、実は集落の墓地になっていて
溶岩流がその手前で止まったことから、集落の人々の力で止めたという言い伝え?があるそう
1200年も前から本当にそこに集落の墓地があったのか、はたまた溶岩流が止まったからその先に墓地を造ったのか、僕には全くわかりませんが
言い伝えとしては何となくよくありそうなものですよね
僕がこの場所を訪れたときは、近くまで行けないようにロープが張ってあり、遠目から写真を撮ったので、やや小さい感じで写っていますが
肉眼でみるとやっぱり大自然の驚異というか迫力を感じることができます
デュアルライフを実践していると、その地域に愛着がわいてくるせいか、この溶岩流の大露頭のように、その土地の歴史や風土などをもっと知りたい気持ちになります
山中湖には他にもお宝スポット的な場所もありますので、もっと色々見てみたい!という場合にはこちらのサイトが参考になると思います
僕もまだまだ行ったことのないスポットがたくさんあるので、もっと山中湖の歴史や風土を感じてみたいものです!