かなり以前のことですが
山中湖の湖底に古代宿場の遺跡があるのではないか?
というテーマで学術的な研究調査が行われたことがあるそうです
1975年の話ですから半世紀近くも前のことです
富士山洞穴研究会(現 火山洞窟学会)が中心となって山中湖湖底調査団なるものが結成され
ダイバーが実際に湖底などを調査したそう
山梨日日新聞社が1975年1月1日付の紙面で「今年はこんな調査がある!」ということでその様子を伝えており
その記事が、同社の運営する 「富士山NET」
の「特集」にて、2018年1月1日付で再掲載され
僕がそれを目にしたというワケです
(山中湖愛の溢れる)僕にとっては、ひじょーーーーーーに興味深いテーマでしたので
その調査結果はどうなったんだ?と色々と調べてみたのですが
結局よくわからずじまいでした(-_-;)
ネットで唯一わかったのは
アジア水中考古学研究所なる団体のサイトに
同年の4月と5月の2回に分けて調査が実施され、第1回目の調査では水深6m~11mに水没した立木を確認、第2回目の調査では水深11mの涌水付近で人工の積み石と水深4m付近で火山灰に埋もれた丸木舟を発見、古代宿場は陸上に埋没している可能性を指摘した
という結果だけでした
恐らく、古代宿場は違う場所にあったようだ、ということで
特にその後大きな話題にもならずフェイドアウトしていった思われるのですが
その時に発見された丸木船もまたおもしろそうですよね!
山中湖をはじめとする富士五湖では、現在のところ計9艘の丸木舟が引き上げられており
そのうち西湖で引き上げられた4艘のうち1艘が
「西湖・野鳥の森公園」内の茅葺きの展示室というスペースで展示されているのだそう
僕はまだ実物をみたことはありませんが結構デカいみたいですね
山中湖に古代宿場遺跡が眠っているというロマン?はあえなく潰えましたが
せめて丸木舟の実物だけでも今度見てこようと思っています!